この4コマについて

 実験室や野外調査での様々な出来事を4コマにしてみました。
 登場人物はフィクションですが、水産学修士の作者が、実話を元に再構成しています。
 基本はお気楽ですが、エビが専門の「蛯原先生」と学生達が、標本の取り扱いや新種記載、飼育実験等に、日夜奮闘する様を描いて行く予定です。
 のんびりお楽しみ頂ければ幸いです。
  →第01話から読む/お話別 →目次 


posted by おさんぽ@水際 at 2011年3月吉日

2011年12月21日

淡水甲殻類のおすすめ書籍が発売されます。

先月から更新がストップしていて申し訳ございません。
ネタは貯めてるのですけど、もうしばらくお待ち下さい。
今回は、甲殻類好きの方に、明日発売されるおすすめ書籍のご案内。

「エビ・カニ・ザリガニ −淡水甲殻類の保全と生物学−」川井唯史・中田和義 編著
http://aquabiology.blog93.fc2.com/blog-entry-80.html

内容を読んでいないのですけど、個人的には目次とその執筆陣のお名前を見ただけでテンションが上がりました。
本当に担当分野に関して実績のある方々が執筆しておられます。
中身を読まずに言うのも何ですが、一般の方が淡水甲殻類に関して普通に手に入れられる書籍としては、現時点で最高レベルではないかと思います。
(アクア系雑誌や書籍、Webの甲殻類情報には、一部を除き、特有の誤解や間違いが根強いので)

ちょっとお高いので、いざ購入は勇気がいるかもしれませんが、そういう方は地元の図書館に掛け合ってみるといいのかもしれません(^^)


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posted by おさんぽ@水際 at 11:03| Comment(0) | 雑記

2011年10月25日

第32.5話|河川調査前日

 エビや魚の産卵、幼生・稚魚の放出ピークは大潮に当たる事が多いため、やはり生態学的な調査も大抵大潮にあわせて行われます(※本文の一番最後に補足)。
中には、年に一度、ある大潮のタイミングでしか観測できない事もあり、悪天候や人的都合で今年のチャンスを逃すと、次のチャンスは一年後・・・という、悲しい事態もありえます。また、悪天候で調査を強行したとしても、経験的には変なデータしか出てこなかったり。
そこで、学生時代は野外調査系仲間と時々てるてる坊主を吊るしました。

3201.jpg

 潮君が持っているのは、理系の実験室でおなじみのキムワイプ。
一見ティッシュなのですが、水に濡れても崩れず、拭いてもパルプくずが出ません。
硬くてゴワゴワなので、ティッシュと同じつもりでキムワイプで鼻をかむと、某鼻セレブの幸福感と正反対の絶望感に襲われます。
それ以前に、ティッシュよりも高価なので、実験器具以外に使用すると、大抵の研究室では「無駄遣いしちゃダメ!」と、めちゃくちゃ怒られるという傾向にあります。

でも、外側キムワイプにすると、ちょっと丈夫なてるてる坊主が出来るんです。
その代わり、大潮何回分か使いまわしました。
・・・もしかして、ご利益薄れるんでしょうか。

今回上手くまとめる時間が無かったので、一番描きたかったものをラフ1コマで。
次からは、また4コマ予定です。

※補足 2011年10月26日追記
潮間帯(海岸付近の満潮と干潮の間で陸上になったり海中になったりする部分)を調査する場合は、特に大潮の引き潮の時がデフォルト。(調査地点が海中に沈んでしまうので)
調査方法や対象・内容・場所によっては、潮を気にしなくていい場合もあります。


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posted by おさんぽ@水際 at 09:29| Comment(0) | 1コマ

2011年10月15日

第32話|納涼・臨海実験所

 番外編です。肌寒くなった今頃納涼ネタ・・・。本当はずっと前に下書きしてあったのですけど、スキャナが壊れたり、仕事でバタバタしてたり色々とございまして、新しい複合機のセットアップが遅れました。以上、なかなか更新されなかった上に鉛筆書きの言い訳でございます(^^A

32.jpg


 最近「4コマは実話だったんですね!」とか、生物畑の方からの「あるあるw」なご感想をよく頂きます。はげみになります、ありがとうございますm(__)m もちろん今回も実話です。

大学時代、某海岸で実習を行うと、必ず年に1人はオニイソメを見つけて悲鳴を上げていたそうです。私の代は、違う内容の実習が行われたため、犠牲者は出ていません。怖いもの見たさでちょっと見たかった気がしてネットで検索したら、3メートルを超す例が出てきました。
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=160782

ついでに、これの下書きを描いていた時は、ツイッター上に3メートル超のナマコの話題も出ていました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-182601-storytopic-5.html
もしかしたら、万が一私がこれ↑と海で合間見えることになったとしても、あまりに長すぎてナマコって気づかないかもしれない・・・と、思ったり。

自分で干した胴長の影にびびってしまったり、繁殖期で生殖巣が発達した個体の解剖に時間を取られてしまったり、夏は本当に忙しいシーズンでした。(冬は冬で、色々あるのですけど)

最後に、フナムシてんこもりお椀は、使う前に全員分綺麗に洗いなおしたそうです(^^A
ここでとりあげた事件の舞台である臨海実験所は、その後移転し、新しい建物・設備に切り替わっています。新しい実験所の寮なら、さすがにフナムシてんこもりは無いと思いますのでご安心を(笑)

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posted by おさんぽ@水際 at 02:10| Comment(0) | 4コマ