2011年10月25日

第32.5話|河川調査前日

 エビや魚の産卵、幼生・稚魚の放出ピークは大潮に当たる事が多いため、やはり生態学的な調査も大抵大潮にあわせて行われます(※本文の一番最後に補足)。
中には、年に一度、ある大潮のタイミングでしか観測できない事もあり、悪天候や人的都合で今年のチャンスを逃すと、次のチャンスは一年後・・・という、悲しい事態もありえます。また、悪天候で調査を強行したとしても、経験的には変なデータしか出てこなかったり。
そこで、学生時代は野外調査系仲間と時々てるてる坊主を吊るしました。

3201.jpg

 潮君が持っているのは、理系の実験室でおなじみのキムワイプ。
一見ティッシュなのですが、水に濡れても崩れず、拭いてもパルプくずが出ません。
硬くてゴワゴワなので、ティッシュと同じつもりでキムワイプで鼻をかむと、某鼻セレブの幸福感と正反対の絶望感に襲われます。
それ以前に、ティッシュよりも高価なので、実験器具以外に使用すると、大抵の研究室では「無駄遣いしちゃダメ!」と、めちゃくちゃ怒られるという傾向にあります。

でも、外側キムワイプにすると、ちょっと丈夫なてるてる坊主が出来るんです。
その代わり、大潮何回分か使いまわしました。
・・・もしかして、ご利益薄れるんでしょうか。

今回上手くまとめる時間が無かったので、一番描きたかったものをラフ1コマで。
次からは、また4コマ予定です。

※補足 2011年10月26日追記
潮間帯(海岸付近の満潮と干潮の間で陸上になったり海中になったりする部分)を調査する場合は、特に大潮の引き潮の時がデフォルト。(調査地点が海中に沈んでしまうので)
調査方法や対象・内容・場所によっては、潮を気にしなくていい場合もあります。


にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 観賞魚ブログ シュリンプ(エビ)へ
 
 
posted by おさんぽ@水際 at 09:29| Comment(0) | 1コマ