2013年03月28日

国際動物命名規約

超ご無沙汰しております。全く更新せず申し訳ございません。
本業他色々と立て込んでしまい、落ち着いて趣味で4コマを描く時間が取れておりません。
元気に生きてはおりますので、ご心配なく(^^;

さて、ツイッターのフォロワーさんのツイートを見て、現在は、国際動物命名規約(第4版)が無料ダウンロード出来る事を知りました。

日本語版 http://www.ujssb.org/iczn/pdf/iczn4_jp_.pdf
英語版 http://www.nhm.ac.uk/hosted-sites/iczn/code/

便利な世の中になったんですね〜。
読む暇はないのですが、一応メモとしてここに貼っておきます。


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posted by おさんぽ@水際 at 11:21| Comment(0) | 雑記

2011年12月21日

淡水甲殻類のおすすめ書籍が発売されます。

先月から更新がストップしていて申し訳ございません。
ネタは貯めてるのですけど、もうしばらくお待ち下さい。
今回は、甲殻類好きの方に、明日発売されるおすすめ書籍のご案内。

「エビ・カニ・ザリガニ −淡水甲殻類の保全と生物学−」川井唯史・中田和義 編著
http://aquabiology.blog93.fc2.com/blog-entry-80.html

内容を読んでいないのですけど、個人的には目次とその執筆陣のお名前を見ただけでテンションが上がりました。
本当に担当分野に関して実績のある方々が執筆しておられます。
中身を読まずに言うのも何ですが、一般の方が淡水甲殻類に関して普通に手に入れられる書籍としては、現時点で最高レベルではないかと思います。
(アクア系雑誌や書籍、Webの甲殻類情報には、一部を除き、特有の誤解や間違いが根強いので)

ちょっとお高いので、いざ購入は勇気がいるかもしれませんが、そういう方は地元の図書館に掛け合ってみるといいのかもしれません(^^)


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posted by おさんぽ@水際 at 11:03| Comment(0) | 雑記

2011年05月30日

雑記|タイプ消失


 本日ふいに、次の記事が目に入りました。

「貴重な新種含む昆虫標本6万点焼失…長野(読売新聞)」
昆虫研究家のご自宅で、タイプ標本が8点含む大量の貴重な標本が消失したとのこと。

//以下引用−−

 永井さんは甲虫類を中心に250種以上の新種や亜種を命名。焼けた中には、自分が命名した「モロンシロカブト」(メキシコ産)や「エンドウゴホンツノカブト」(ベトナム産)など新種特定の基にした「タイプ標本」が8種ほど含まれていた。命名前の新種とみられる国内外のカブトムシの標本も約100種あったという。

 図鑑に収録予定だった約800種の約2割は、まだ写真撮影をしていなかった。

                         −−引用ここまで//

研究家ご本人が新種記載に携わってきた分類学者である事を思うと、ご本人の心痛いかばかりかと思います。タイプの消失がどれ程のダメージか、身に染みて判っているはず。

この4コマブログでも時々簡単に書いてきましたが、日本に生息する魚類・甲殻類のうち、かなり多くの種のタイプ標本はオランダのライデン博物館で大事に保管されています。

「どうしてタイプが日本に無いんだ!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は分類学上の事情から言えば、「タイプがライデン博物館にある」と判っていて、実際にちゃんとした状態で保管されている分、かなりマシな方だという話を複数の研究者から以前聞いた事がありました。

上のニュースの様に個人所蔵の標本が火災等によって焼失する他、戦時中の行方不明、管理不行き届きによる破損・行方不明等、実際にはタイプ自体が失われている場合も結構あります。
(戦時中ヨーロッパで、タイプ標本を守るために博物館の標本百本以上を防空壕に避難させた逸話等もあったように思いますが、現在うろ覚え発動中です。)

もちろん、本来タイプ標本は大きな博物館等できちんと管理される事が望ましいのですが、標本の種類と博物館側の設備等の関係で、難しい場合もあります。

お世話になった先生も大学でタイプ標本を複数保管していましたが、ご自身の退官後、それを今後どこで保管してもらうか、一時期はかなり悩んでいらっしゃった様でした。(最終的には、国内の信頼の置ける学芸員さんがいらっしゃる大きな博物館に譲渡したと聞いています。以前ちょっと触れましたが、標本の保管は「置いている」だけではだめで、空調他気をつけなければならない条件が色々あるそうです)

標本の痛みが激しかったり、消失しているせいで、どんなに苦労をするのか、いつか4コマで扱いたいとは思っていましたが、ショックなニュースでしたので取り急ぎコメントしてみました。

ニュースの研究家さんも、図鑑の執筆は、かなり大変でしょうね。
けれど、逃げないところに研究家としてのプライドを感じます。
どうか無事成し遂げられますよう、ネットの片隅からお祈りいたします。


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posted by おさんぽ@水際 at 11:26| Comment(4) | 雑記